肌の健康と美容を保つためには、
十分な睡眠が不可欠です。
眠っている間に、栄養が皮膚に補給され、
不要となった老廃物が排出され、
細胞が新しく作られるからです。
皮膚の再生や栄養補給のために、
だいたい8時間前後の睡眠が必要といわれています。
4時間か5時間眠れば頭の疲れは回復できるという人もいるでしょうが、
肌の健康と美容のためにはそれでは不十分なのです。
仕事で忙し時事など、
やむをえず十分な睡眠時間を確保できないこともありますが、
そうした生活が長く続くと、
皮膚の老化が促進され、
ニキビのほか、くすみ、シミ、シワといったトラブルを招くことになってしまいます。
夜更かしもよくありません。
なぜなら、夜の10時ごろから2時ごろの間に、
新しい細胞が作られるからです。
皮膚の深部で新しい細胞が作られ、
古い細胞は新しい細胞に押し出されるようにしてはがれていくという細胞の生まれ変わりが、
もっとも盛んになるのがこの時間帯なのです。
なので、徹夜で遊んで明け方帰宅し、
それから昼過ぎまで寝るというようでは、
たとえ睡眠時間は十分であっても、皮膚の再生はさまたげられてしまうのです。
このような生活を続けていると、やはり皮膚の老化が早く進みます。
ニキビやニキビ跡の治りも遅れがちになってしまいます。
毎日10時に寝るのはむずかしいことですが、
夜は早めに床につくように心がけ、
8時間くらい睡眠を確保する規則正しい生活を送ることが、
健康で美しい肌をつくるためにも、
ニキビを予防するためにも必要なことなのです。
© 2013 ニキビのできる原因【睡眠不足と夜更かし】